しかしそれからというもの、着物ショーやツアーへの参加を催促してきたり、宝石やパール類の展示会参加のダイレクトメールも頻繁に来るようになりました。

ダイレクトメールだけでなく、直接自宅へ訪問しにくることもありました。

きっとどこの着物屋さんでもそういうものはあると思うのですが、こちらとしては決してお金持ちなわけではなく、なんとか積み立てをしてやっと振袖を購入した身。

ですから、「冠婚葬祭用に一着仕立てませんか?」「パールもダイヤも一つ持っているとすごく便利よ。」と毎回のように勧誘されてさすがに困ってしまいます。

あまり顔を合わせないようにしたいのですが、振袖もたまにはメンテナンスをしなければなりませんから、そうはいきません。

会うたびに誘われ、誘われるたびに断るのがものすごく心苦しく、気まずいです。

きっと着物屋のスタッフさんはとてもノルマが厳しいのだと思いますが、こうも勧誘がしつこいとなっては、どんどん購入する人が減るばかりですよね。

私がお世話になった着物屋さんはこれでもまだ良心的なんだろうな、と思うほど最近は着物屋さんにまつわる悪徳な商売の話をたくさん聞きますし、ますます着物人口が減ってしまうのではないかと心配です。

日本の素敵な文化なので、着物業界全体のこの体勢はどうにかならないのでしょうか。

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